65歳を迎えてQBとマザハウスを利用して感じた話と年金のリスクミニマムな話

はじめに

8月13日の誕生日で65歳になりました。本ブログの更新が少し止まっていますが、これは10月18日の労働安全コンサルタントの準備に忙殺されているためです。同試験には、2018年度に一度トライしているのですが、法令の試験で15問中8問(合格ラインは60%なので9問)と涙を飲んだため、今回リベンジを図るべくもう勉強中です。ただ、今日はちょっと瑣末な話をしたいと思います。

QBの利用

シニア割引

最近は、散髪というとQBhouseを使っている。早いし、安いし、手際が良い。待ち時間がなければ10分ほどで完了するし、待ち時間も長くはないので気に入っている。そんなQBは65歳以上の人には割引料金を適用していたのに、今年の4月からはツキ/1(ツキイチ)割引に変更された。つまり、来店した時に65歳以上なら下のようなチケットをもらう。そして、このチケットに書かれた日までに行けば、1200円ではなく1100円で利用できる。ただ、自分の場合には、大体2ヶ月に1回ぐらいの頻度なので、多分のこのチケットは使わないし、月換算で言えば、600円で済む。QBのサービスには不満はないけど、どちらかといえばもう一ランク上のサービスを使いたい気持ちだ。

QBプレミマム

中学までは近所の散髪店で毎月カットしてもらっていた。奈良高専に進学して、奨学金をもらって財布に余裕ができたのでパーマでもかけてみるかと帰省した時にその理髪店でパーマをかけてもらったら、顔パックまでされて、お顔がツルツル・すべすべになったことがある。その後も何度か美容室でカットしてもらったことがある。髪の毛を洗う時に理髪店は顔を下にして洗うけど、美容室は顔を上にして洗うのでこちらの方が好きだと思った。でもQBではそもそも洗髪をしない。そんなQBも大手町を初め数店舗でQBプレミアム店を提供している。基本的には同じ仕組みだけど、PCやスマホを利用するためのWi-Fiや充電環境があり、有料だけどコーヒーも飲めるし、簡単なスタイリングもお願いできる。本当は眉毛も揃えてくれると嬉しい。ただ、勤務先の虎ノ門にはないので、大手町に行った時にはこちらを使ってみたいと思っている。

MotherHouse

ブラインドサッカーバッグパック

2018年に名古屋に単身赴任した時に、ブラックラベルのリュック型の皮のバッグを買ってその後ずっと愛用していたけど、流石に酷使していると疲れてきていて、ついにジッパーの部分が破れてしまった。最近は、バッグといえば、MotherHouseがお気に入りで、Minimatou Backpack Mを1年ほど前に購入して、愛用しているが、もう少し大きいバッグとして、最終的に下の動画のバックパックを購入した。理由は軽いこと、収納しやすいこと、雨や汚れに強いことの3点だ。素材はMotherHouseにしては珍しく本皮ではなく、ポリウレタンの中でも耐久性が高くパラシュートの生地などに使われるポリカーボネート系の素材を使っている。A4サイズのPCも入る本収納のスペースに加えて、片手で簡単に入れ出しが可能なサイドバッグが2つと、傘やペットボトルなどを出し入れできるポケットが付いている。実際背負ってみると軽い。普段使いにも便利だし、旅行に出た時も外出時のバッグとしては最適だ。結構気に入っている。

年金

65歳になると年金の話が気になる。年金には、国民年金と厚生年金と企業年金があり、それぞれ1階、2階、3階と呼ばれる。企業年金は企業から支給される。問題は1階と2階の支給開始時期だ。60歳に繰り上げることもできるし、75歳まで繰り下げることも可能だ。例えば65歳の支給開始を70歳の支給開始にすると支給額は1.4倍に増額される。色々とシミュレーションしてみたが、次の点を考慮して65歳からの支給開始にすることにした。

理由1:長寿になるほど支給開始時期を遅らせた方が総支給金額は増えるが、80歳ぐらいまで生きると仮定すると、67歳の支給開始がベストとなった。

理由2:金利もしくはインフレ率をどの程度と想定するか。仮に3%とすると99歳まで生きた時に最も多く支給されるのは72歳支給開始だけど、どの開始時期でもあまり受給金額の総額に大きな差異はない。

理由3:金利もしくはインフレ率を3%として80歳ぐらいまで生きると仮定すると、65歳開始の方が75歳開始の倍ほどの受給を得られる。

つまり、99歳ではなく80歳までしか生きられないことをリスクとすると、その時の期待値が最も高いのは65歳からの支給開始(リスクミニマム)なのと、繰り下げたり、繰り上げたりするには個別に申請が必要であり、煩雑という現実の問題がある。このため、夫婦で色々と相談した結果、65歳からの支給開始とした。本当は8月から来年の4月まで繰り下げにすると7ヶ月なので、4.9%の増額となるけど、年金の機関には電話もなかなかかからないし、処理が煩雑になるので、まあいいかとなった(笑)。

まとめ

ちょっと瑣末な話から生々しい話まで発散した。年金生活というと爪に火を灯すように生きていくようなイメージだったけど、実際にはまだまだ体力的にも精神的にも若い(つもり)のに企業の雇用から解放されて、そのエネルギーをどうするかが問題だ。技術士としての活動も広げたいし、海外への放浪の旅にも出かけたい。大学院での学び直しは、正式に受験する方法もあるし、科目履修性や聴講生として学ぶ方法もある。自分は団塊の世代ではないけど、あと30年もすれば団塊の世代はほぼいなくなる。その時には若い人たちが増えて、また活気を取り戻し、元気な日本になっている可能性はないだろうか。地方創生も、地方のどんがいなくなり、若い人が実権を持って活動できるようになれば活気が戻ると言う。老兵は去るのみか。読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡邉恒雄は1926年生まれの96歳だ。高市早苗経済安保担当大臣はそもそも靖国神社参拝を国際問題にすべきではないと言っていている。真っ当な意見だと思おうけど、その反対論者がメディアのドンというのは悲しい現実だ。しかし、このような歪んだ構図が解決するのも時間の問題と言えば不謹慎か。人には寿命があり、寿命があるから世代交代が進み、社会が活性化するのだとテレビで誰かが言っていたが、まさにそうだと思う。

以上

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