建設業界向けのセミナー講師無事終了。来年度に向けてのネタを開拓しなくては。

はじめに

本日は、朝の9時から夕方の17時までびっしりとセミナーの講師を勤めた。7時間話しっぱなしは疲れるが、なんとか対応した。昨年度までは安全セミナーだったけど、今年度からは月に二回のペースで講師業を請け負っている。一つは以前にも投稿した平日での研修であり、一つは土曜日に実施している職長研修の講師だ。今日は前者の対応のため年休を取って講師業を行なった。

モバイルの通信の動向と建設業への活用事例

対象が建設業界の方々で、建設業では、資格認定団体がCPD(Continuing Professional Development)として、研修や教育プログラムを実施しており、技術者が研鑽に要した時間を単位に変換している。発注機関の中には、入札の参加要件に組み込むケースもあるため、関係者は積極的に参加プログラムを探して興味あるセミナーに参加する。自分はモバイルの専門家なので、「モバイル通信の動向と建設業への活用事例」として話をした。正直モバイル系の話は、一般論は食いつきがいいけど、専門的な話になるとよく分からないからと反応が良くない。建設業への応用事例などは興味がある。安全管理などの話も反応が良い。毎回、セミナー実施後にアンケートをとるようにしているが、大体こんな感じだ。

(出典:建設系CPD協議会

良かった点

「職長研修」では講義だけではなく受講生通しの討議もカリキュラムに盛り込む必要があるので、ZOOMで実施する場合にはブレイクアウトルームを活用している。今回は、その縛りがないので、チャットで意見を都度吸い上げるようにした。色々と書いてくれる人も多く助かる。やはり受講生からのフィードバックがあるとインセンティブは高まるし、反応の良いパートと悪いパートが分かれば、テキストの改善にも繋がる。

今後の改善項目

ポイントを獲得することが目的なので、毎年新しいコンテンツでの講演が可能かを聞かれる。昨年度は安全セミナーだった。今年度は、前述のモバイル関連と職長研修講師だ。来年度はどうしよう。東京大学の講座にiConstructionの概要というのがあったので、これを受講してエッセンスを講義するのもありかもしれないが、受講してみないと内容が良いのかどうかを判断できない。やはり本命は建設業に寄り添った形でのテーマ設定だけど、受講生の方が建設業のプロだ。来年度は少しバージョンアップさせた安全セミナーにするのが一番現実的な線だろうか。その間に新しいネタを仕入れて、再来年どのテーマとなるコンテンツを仕込む感じか。

まとめ

9時-17時の研修講師をする上で、最も大変なのはセミナー資料を作成することだろう。今回のスライドも200ページほどある。名古屋に単身赴任していた時に藤田医科大学の非常勤講師をした時のコンテンツなども活用しているので、ちょっと古い部分が目に付く。新しい技術動向なども取り入れながら、資料をブラッシュアップするのがポイントだ。会場に集まってもらったリアルなセミナーを担当していた頃は埼玉や千葉に出向いたけど、最近はZOOMなのでリモート開催だ。リモートの良い点は全国から集まれることだろう。残念ながらすでに終了していたが、建設現場DXのようなセミナーもある。このようなセミナーを受講して、業界他社動向をウオッチしておくことも必要かもしれない。

(出典:PR Times)

以上

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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