はじめに
本日はあるパートナーからの依頼を受けて安全管理の研修講師に対応した。コロナ禍なので対面は難しいため、最近はZOOMを活用した研修だ。その中で感じた良かったことと、今後改善すべき点についてメモしておきたい。
良かったこと
新しいコンテンツに一部入れ替えたこと
今回は、このブログでも投稿したタイタニック号沈没の事例をコンテンツに投入したら結構好評だった。良かった。
参加者がZOOMに慣れてきたこと
多くの人はZOOMの利用に慣れてきていて、リアルでの開催より便利と好評だった。
ブレイクアウトルームに慣れてきた人が多いこと
普段交流のない他社の人たちの事例やヒヤリハットなどを共有できるのはとても良いと好評だった。
改善すべき点
ブレイクアウトルームでのディスカッションの活性化
初対面の人たちとの意見交換をスムーズにできる人とできない人がいる。自分の意見を整理して発表できる人とできない人がいる。事前に十分な説明や進行方向の説明などを丁寧にしたり、意見は言うコツなどを事前にレクチャしてあげるなどの配慮と準備が必要と感じた。
ブレイクアウトルーム時の音声品質の改善とハウリングの防止
講師が一方的に話をする研修が多いようだ。このため、受講生は声を出すことを想定していなかったという感想文があった。また、執務フロアで受講するので、発言しにくい環境だったりすることもある。そのような環境への配慮も必要だ。また、深刻なハウリングは発生しなかったが、ネットで調べて、予防措置として発言しない時はミュートをオンにするように説明するとともに、万一ハウリングが発生したらスピーカーをオフにするように伝えた。しかし、どの程度参加者が理解したかは不明だし、すぐに対応できるかも不明だ。この辺りは繰り返しの注意が必要だ。
出典:音空間
参加者へのケア
参加者が50人程度であれば、ZOOMで話をしている時の反応を見たり、グループディスカッションの状況を見たりして、適時必要なフォローをすることはできる。しかし、100人を超えると講師のみでは十分なケアはできない。参加者の困りごとを感じて、サポートするスタッフが必要だ。そのような体制を構築できないのであれば、参加者は一定数内に絞るべきだろう。
まとめ
参加者の満足度を確認するにはアンケートが有効だ。自分はQuestantを使っている。雛形を作成して、そのURLを参加者に伝えるとほぼ対応してくれる。簡単な質問なので通常1分ほどだ。しかし、そのようなアンケート結果が毎回蓄積されるとこれは大きな財産と言えるかもしれない。参加者からの声は真摯に応えて改善できる点は改善していきたいと思う。
以上
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拝