日本技術士会農業部会の8月度講演会「営農型太陽光発電の将来展望」を拝聴
農地を農業と太陽光発電の両方のために活用する営農型太陽光発電は、これからの農業を支えるキーテクノロジーの一つではないだろうか。
農地を農業と太陽光発電の両方のために活用する営農型太陽光発電は、これからの農業を支えるキーテクノロジーの一つではないだろうか。
2023年の新春にちなみ日本を明るく元気にするための3つの方法を提言したい。給与に消費税、メガソーラではなくメガファーム、そして尖閣諸島の天然ガス活用だ。どれも突飛に感じるかもしれないけど検討の価値はあると思う。
ロシアのウクライナ侵攻は許されるべきではないが、同時にエネルギー問題を中心に世界に国々は強かに生き残りをかけて戦略的に活動しているように見える。今回はロシアのエネルギー関連ビジネスに精通した杉浦さんの話を拝聴して感じたことや気になったことを調べてまとめてみた。日本も国産のエネルギーの創出に注力していきたい。
波の力をうまく使って発電できないか。多くの先人が取り組んでいる。うまく行けば、日本は海岸線の長さでは世界6位の資源国となる。海上に風力発電機を並べるのであれば、海岸線の波打ち際で魚と共生しながら発電する仕組みの方が魅力的だと思う。
地球温暖化という環境問題の解決にはCO2の排出量削減が必要であり、そのための太陽光パネルを大量に敷設するために山林を伐採することは本末転倒だ。耕作放棄地を太陽光発電に転用する場合にもソーラーシェアリングなどの可能性は検討したい。EVの充放電は適切に制御すればダックカーブ問題の解決策につながるかもしれない。
太陽の恵みで古代の生物は自然と共に生きていた。文明が育ち、産業革命が起きて、人類はエネルギーを大量に浪費するようになった。シフトチェンジしないと地球環境が破壊され、人類が生きていけない環境となる。ただし、仮に人類は滅亡しても地球はタフだ。数万年の時を経て蘇るだろう。その点は謙虚に考えるべきだと思う。
死の谷とは、特に技術開発系のベンチャー企業が直面する製品化に向けての試練の時期の困難だ。市場を立ち上げ、製品の品質改善、さらにファイナンスの維持などだ。経団連の南場智子副会長がユニコーンを2027年までに100社まで増やすと言う意欲的な目標を提言した。日本社会、日本企業、日本国民が元気になるにはこのような施策も重要だ。
英語のヒアリング力を高めるには、繰り返し英語を聞いて理解する練習を繰り返すことでいわゆる英語脳を高めるしかない。現状では、PCでいうバッファーメモリーが圧倒的に少ないので、処理不能に陥る感じがする。また、ディクテーションによって細かなスペルや文法チェックも有効だ。最近ではGrammarlyやDeepLが秀逸だと思う。
ゼロ・エネルギービル(ZEB)に関する講演会を拝聴した。50%以上削減しないとZEBとは呼べないし、75%以上削減したらニアリーZEBと呼ぶようだ。創エネ>消費エネルギーが理想だけど、それに向けては快適さを維持しながら無駄を無くし、知恵を発揮させる。水の循環も同様だ。先進事例は興味深かった。
自然の太陽光エネルギー変換効率は0.2から0.3%だ。窒化タンタルと呼ばれる光触媒を利用するなどで7.0%まで上昇した。目標は10%だ。日射量の1000分の1弱の光合成で生成する地球規模のエネルギーの総量は約100テラワットだ。人工光合成の変換効率が高まれば違う世界が見えてくるだろうか。