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GCL情報理工学特別講義IVの2回目:深層学習時代のAI(その2)

画像処理の誤り率が2017年に2.3%まで減少している。これまで年間で3割ほど低下しているので、この傾向が続けば2022年の誤り率は0.55%、2030年には0.03%となる。誤り率はゼロにはならない。事実上のゼロをどのように設定するか、自動運転の積極利用をどのタイミングで踏み切るかは社会的な判断だ。

GCL情報理工学特別講義IVの2回目:深層学習時代のAI(その1)

2012年に開催された画像認識に関するコンテストに原田教授率いる東京大学のチームが3つのタスクのうちタスク3で優勝し、タスク1で2位と大活躍した。そして、そのタスク1で優勝したのがトロント大学のヒントン教授率いるチームで深層学習ブームの火付け役となった。その後はAIと深層学習がほぼ同義語で使われるほどに広まった。