エネルギー問題解決の決め手は日露間のLNG北極海航路かパイプラインか。
ロシアと日本の関係を改善し、サハリンと本土を直接結ぶ天然ガスパイプラインの構想は魅力的だ。また、地球の温暖化は課題も多いけど、その結果として北極海航路が利用可能となりつつある。特に、ロシアのヤマル半島からのLNGを搬送するには北極海航路は魅力的だ。中韓を牽制する意味からもロシアとの関係改善は有効ではないだろうか。
ロシアと日本の関係を改善し、サハリンと本土を直接結ぶ天然ガスパイプラインの構想は魅力的だ。また、地球の温暖化は課題も多いけど、その結果として北極海航路が利用可能となりつつある。特に、ロシアのヤマル半島からのLNGを搬送するには北極海航路は魅力的だ。中韓を牽制する意味からもロシアとの関係改善は有効ではないだろうか。
2027年の開通を目指すリニア中央新幹線は環境への影響が大きすぎるし、それ以外にも課題が多い。無理にリニアに固執する必要はなく、中央新幹線を整備すれば良いのではないのか。ルートは高崎から名古屋のルートでも良いし、リニアで整備したルートをリユースするのも良い。新幹線なら多くの課題を解消できる。多くの叡智を結集すべき。
今回は、技術士の受験生の読者を想定しながら、二次試験で出題される社会的課題のうちエネルギー問題について考えた。エネルギー問題は重要な問題だが、その原因や対応策が多岐にわたっている。有限な化石燃料をいかに効率的に活用するか、排出されたCO2をいかに回収して再利用したり貯蔵するか、技術者の知恵を試されていると思った。
CO2の排出による地球温暖化をいかに防ぐべきか。調べていて、天然ガスに興味を抱いた。天然ガスを運ぶには、液化天然ガス(LNG:Liquefied Natural GAs)に凝縮して、タンクに詰めて船で輸送する方法とパイプラインを建設して輸送する方法がある。ロシアとのパイプライン構想は実現するのだろうか。