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バラ利久

お箸の話その2:元々は神事用。千利休は杉の木を削った箸で客人をもてなした。

箸の起源を辿ると神事向けだった。確かに今も正月の時は寿の袋に入れた箸を使う。また、少し高級な箸をバラ利久と呼ぶが、これは千利休が客人をもてなす時に杉の木を削って用意した箸が由来という。日本人は、箸を単なる道具としてではなく、神の世界とこちらの世界をつなぐ橋と考えたようだ。知らなかった。