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エネルギー問題

日本技術士会資源工学部会のCPD講演会に参加「ロシアとエネルギー問題」

ロシアのウクライナ侵攻は許されるべきではないが、同時にエネルギー問題を中心に世界に国々は強かに生き残りをかけて戦略的に活動しているように見える。今回はロシアのエネルギー関連ビジネスに精通した杉浦さんの話を拝聴して感じたことや気になったことを調べてまとめてみた。日本も国産のエネルギーの創出に注力していきたい。

日本技術士会環境部門の3月度部会は気づきが多かった。

地球温暖化という環境問題の解決にはCO2の排出量削減が必要であり、そのための太陽光パネルを大量に敷設するために山林を伐採することは本末転倒だ。耕作放棄地を太陽光発電に転用する場合にもソーラーシェアリングなどの可能性は検討したい。EVの充放電は適切に制御すればダックカーブ問題の解決策につながるかもしれない。

TED視聴:人類はすでに電気なしでは生きられない生物だが、自然から学ぶ点はまだまだ多い。

太陽の恵みで古代の生物は自然と共に生きていた。文明が育ち、産業革命が起きて、人類はエネルギーを大量に浪費するようになった。シフトチェンジしないと地球環境が破壊され、人類が生きていけない環境となる。ただし、仮に人類は滅亡しても地球はタフだ。数万年の時を経て蘇るだろう。その点は謙虚に考えるべきだと思う。

TED視聴:太陽光パネルと風力発電は死の谷を越えるか。ベロブスカイト太陽電池は普及するか。

死の谷とは、特に技術開発系のベンチャー企業が直面する製品化に向けての試練の時期の困難だ。市場を立ち上げ、製品の品質改善、さらにファイナンスの維持などだ。経団連の南場智子副会長がユニコーンを2027年までに100社まで増やすと言う意欲的な目標を提言した。日本社会、日本企業、日本国民が元気になるにはこのような施策も重要だ。

TEDによる英語学習:太陽光発電はエネルギー問題を解決するか。

英語のヒアリング力を高めるには、繰り返し英語を聞いて理解する練習を繰り返すことでいわゆる英語脳を高めるしかない。現状では、PCでいうバッファーメモリーが圧倒的に少ないので、処理不能に陥る感じがする。また、ディクテーションによって細かなスペルや文法チェックも有効だ。最近ではGrammarlyやDeepLが秀逸だと思う。

日本技術士会環境工学部会に参加:ゼロ・エネルギービル(ZEB)を考える。

ゼロ・エネルギービル(ZEB)に関する講演会を拝聴した。50%以上削減しないとZEBとは呼べないし、75%以上削減したらニアリーZEBと呼ぶようだ。創エネ>消費エネルギーが理想だけど、それに向けては快適さを維持しながら無駄を無くし、知恵を発揮させる。水の循環も同様だ。先進事例は興味深かった。

自然の光合成を超える人工光合成は可能だろうか。CO2を資源とする技術に期待したい。

自然の太陽光エネルギー変換効率は0.2から0.3%だ。窒化タンタルと呼ばれる光触媒を利用するなどで7.0%まで上昇した。目標は10%だ。日射量の1000分の1弱の光合成で生成する地球規模のエネルギーの総量は約100テラワットだ。人工光合成の変換効率が高まれば違う世界が見えてくるだろうか。

海洋エネルギーの潜在能力は十分。問題は如何にそれを活用できるか。課題が多いが可能性も大きい。

日本は海に囲まれた島国だ。暖流も寒流もある。波の高い海もある。温暖化で海面温度も上昇する。これら海洋エネルギーによる潜在的な発電能力は国内需要の5-6倍だ。問題は現実的に活用できる量だ。まずは国内需要の1割を超えたい。海水を活用するため課題も多いが、技術開発投資を果敢に進め、実証実験や実用化を着実に進めたい分野だ。

温泉その3:地熱エネルギーを活用するフラッシュ発電と温泉で発電可能なバイナリー発電。

地熱発電の資源量は世界3位だけど実用化しているのは世界10位と、まだ伸び代がある。高温高圧を期待できる地熱発電ではフラッシュ発電が有効だし、湯温が65度C以上ならバイナリー発電で効率的でかつ安定的な発電が可能だ。そのためには、自然公園での建設許可や主任技術者の設置などの規制緩和、系統制約の解決などの対応が必要だ。