サイバーセキュリティ対策は適切なアップデート、適切なパスワード管理、適切なデータ退避が基本か。
サイバー攻撃に備えるには、アプリなどのアップデートやファイルのフルスキャンを定期的に励行する。フィッシング被害に遭わないように注意喚起し、パスワードも適切に更新する。最後にランサムウェアの被害に遭わないようにすると同時に、万一被害にあって業務影響がないように普段から必要なデータをバックアップするなどの徹底が重要だ。
サイバー攻撃に備えるには、アプリなどのアップデートやファイルのフルスキャンを定期的に励行する。フィッシング被害に遭わないように注意喚起し、パスワードも適切に更新する。最後にランサムウェアの被害に遭わないようにすると同時に、万一被害にあって業務影響がないように普段から必要なデータをバックアップするなどの徹底が重要だ。
サイバーセキュリティの被害の現状をレビューしてみた。個人はフィッシング詐欺が多く、企業はランサムウェアの被害が急増している。対応策は次回にまとめるけど、適切なパスワード管理と、無用意に不適切なURLにアクセスしたり、添付ファイルを開かないことだ。ランサムウェアの平均被害額は5億円で、企業経営を揺るがすリスクと言える。
温暖化ガスの削減は必要だけど、森林を伐採して、メガソーラを建設することは愚の骨頂だと思う。生態系を一度破壊するとそれを再生することは簡単ではない。酸素濃度を維持するには森林の維持・再生が不可欠だ。お金の匂いは京都議定書にもボン・チャレンジにもするが、人類は謙虚に古代から学ぶべきだ。人類は自然がないと生きていけない。
深尾教授がこれに尽力する背景は農業従事者の高齢化だ。現在の農業従事者の平均年齢は67歳だけど、何もしなければ10年後には77歳、20年後には87歳になりかねない。高齢化の深刻な状況を知ったからには目を背けることはできないという熱い想いだ。若い人にも魅力的な仕事として情熱を燃やす人たちが増えてほしいと思う。
東京大学の先端技術セミナーで花王の柳田康一さん(CLOMA出向)のお話を聞くことができた。CLOMAでは技術顧問として、さまざまなプラスチックゴミ問題に対峙されている。しかし、ゴミ問題は、建前では環境問題だけど、実際は利害で動いている部分も見え隠れする。何が本当に必要なのか、重要なのかをしっかりと見極めたい。
海の神、山の神に畏敬の念を抱いていた時代には人は謙虚だった。科学技術の発展が人類の驕りを助長した。人と海洋生物が共存できるように知恵を働かせるのは人類の責任だ。また、国際間のルールを無視して、傍若無人の活動をするIUU漁業も解決すべき課題だ。国内問題だけではなく、他国と連携して国際問題にも対峙する必要がある。
単なる資源の有効利用や環境問題としてのCO2の排出削減ではなく、環境問題や資源の有効活用をベースとしてライフサイクルでのサービス提供ビジネスに今後切り替わるという提言に異論はない。おむつの定額制サービスのようなビジネスモデルは、あらゆる製品に応用できそうだ。適切なパートナーシップとマーケットとプライシングが肝だ。
社会的な課題では、リニア中央新幹線とタイタニック号と新型コロナ関連の三点を挙げた。時間軸では将来、過去、現在とさまざまだけど、大事なことは絶対安全に向けた対策が不十分なのに、残課題に対する情報が隠蔽されている点だ。誰かが儲けて、民衆が損をするのも問題だけど、その結果、罪のない死亡者が出るとしたら放置すべきではない。
地球温暖化という環境問題の解決にはCO2の排出量削減が必要であり、そのための太陽光パネルを大量に敷設するために山林を伐採することは本末転倒だ。耕作放棄地を太陽光発電に転用する場合にもソーラーシェアリングなどの可能性は検討したい。EVの充放電は適切に制御すればダックカーブ問題の解決策につながるかもしれない。
強いものが生き残るのではない。変化に追随するものが生き残る。生き残るにはイノベーションが欠かせない。しかし、新しい科学技術を開発し、実用化し、利用する場合には、メリットと同時にデメリットがある。デメリットがメリットよりも大きい場合には謙虚な姿勢と、これを改善する努力が求められる。放置したり、隠蔽することは許されない。