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クオリア

脳型情報処理機械論#13-3:クオリアを用いて意識の構造を定量的に分析できるか。

意識を科学的に分析することはデカルトも無理と思ったようだけど、近年の脳イメージセンサーの技術を活用すれば、脳への刺激と脳活動と意識の関係を定量的に明らかにすることが可能かもしれない。すごい時代になったものだ。ただ、難しいのはそのモデル化と数理的な整理だ。ニュートンのような天才がコロナ禍で現れるだろうか。

脳型情報処理機械論#13-2:クオリオ、圏論、IIT、GNWTなどが今回の講義のキーワードだ。

土谷教授は当日の投影資料だけではなく、日本語と英語の参考資料も事前に展開頂けた。特に、日本語の資料は非常に貴重で理解が深まる。しかし、難解なキーワードも多いため、今回はそのキーワードを深掘りしようとしたが、どちらかと言うと周辺の深掘りや寄り道ばかりをしたような気もするが、それも大事なことだと思う。

脳型情報処理機械論#13-1:ゲスト講師の土谷教授はオープンマインドな先駆的研究者だった。

脳型情報処理機械論の最後となる13回目の講義のゲスト講師は豪州メルボルン州立のモナシュ大学の土谷教授だ。クオリアやIIT、米田の補題(Yoneda Lemma)を活用して意識を数理的に構造化しようという壮大な試みに関する講義だ。難解な用語は次回解説し、本論や今後の検討課題は次々回に紐解く予定だ。

脳型情報処理機械論#11-3:クオリアの深掘りにトライ。

講義を受けるまで全く聞いたことのなかったキーワードが、IITとクオリアだ。大泉准教授の講義に先立って予習した時もこの2つがキーワードと予想して、その通りだった。講義も聞いた。復習もした。でも、まだよく分からないというか腹落ちした感じがない。これはどういうことなのだろうか。

脳型情報処理機械論#11-1:意識を数学的に理論化できるのだろうか。

今回の脳型情報処理機械論の講義は東京大学総合文化研究科の大泉准教授だ。意識と脳をつなぐ数理を探究するのがテーマだ。IITやクオリアがキーワードになるかと予想するがどうだろう。禅問答のような東洋的なアプローチとの対極になるのか、それとも東洋的な思想も取り入れるのか。前者のような気がするがどうだろう。