GCL情報理工学特別講義IVの4回目(その2):AI+農業、AI技術による農業自動化の現状と課題
AIやロボット、自動運転などの技術を組み合わせて労働集約的な農業を魅力ある事業に転換することができれば、農業で生活をする人が増えたり、豊かになるのではないか。農業は国の基幹の一つだ。基幹産業を再興するにはAIでもロボットでも使えるものは使って社会的な課題を解決したいと思うし、そんなプロジェクトが多数挑戦されていた。
AIやロボット、自動運転などの技術を組み合わせて労働集約的な農業を魅力ある事業に転換することができれば、農業で生活をする人が増えたり、豊かになるのではないか。農業は国の基幹の一つだ。基幹産業を再興するにはAIでもロボットでも使えるものは使って社会的な課題を解決したいと思うし、そんなプロジェクトが多数挑戦されていた。
SF作家のアイザックアシモフは、ロボットの3原則として、人間への安全性、命令への服従、自己防衛を提唱した。戦争に使われないように、国際間での合意が形成されることが本当に大事だと思う。戦争で命を失う人がないように心からお祈りしたい。なぜ戦争が起きるのか、なぜ止められないのか。平和な社会を築くには抑止力が必要なのだろうか。
コロナ禍は繰り返し感染の波が社会を襲った。人は自粛して、マスクして、ワクチンを摂取した。病院や高齢者施設や飲食店などではクラスターが発生すると大変なことになるので、消毒液を設置したり、体温検知器を設置した。アクティブに消毒するロボットも活躍した。アフターコロナでは、もっと楽しいロボットや癒しロボットが活躍するだろう。
人がロボットに癒しや優しさや面白さ、親しみやすさなどを感じるようになるのだろうか。今もソニーのAIBOの愛好家はいる。人と感情や意思を通じ合えるロボットを開発するのは、まだ難しいと思うけど、人がロボットに対して色々な感情を抱けるようにすることは可能だろう。
人は生まれながらに善なのか、悪なのか。実験によると困っている人を見た赤ちゃんは有意に利他的になるという。つまり、人は困難に直面すると助け合うようにプログラムされているのかもしれないし、利他的な心を持つ人が生き残ったのかもしれない。面白い研究だと思った。
産業用ロボットの現状と課題、さらに将来展望を対談する内容だった。ロボットフレンドリーがキーワードだった。ロボットに活躍してもらうには活躍できる仕組みを作り上げることが重要だ。また、競争と共創もキーワードだった。競い合う部分と共同の資産として利用し合う部分の兼ね合いを今後どうするかが普及の鍵を握るように感じた。