個人事業主としての活動強化に向けて労働安全コンサルタントを目指す。

はじめに

2018年に労働安全コンサルタントにチャレンジした。結果的には惜しくも不合格だったけど、その中で得た知見はその後の安全セミナーに生かされている(参考)。会社勤務は2022年度で終了し、2023年度からは個人事業主としての活動に一本化する。それを後押しする意味でも、労働安全コンサルタントは取得しておきたい。これを取得することで活動の幅も広がると期待する。今日は合格に向けての抱負と戦略をまとめておきたい。

労働安全コンサルタントとは

労働安全コンサルタントとは、労働安全衛生法82条に基づき国家試験である労働安全コンサルタント試験に合格した者で、同法84条に基づき厚生労働省に備える労働安全コンサルタント名簿に登録した者である。労働安全の専門家と国が認めた人材ということになる。英語では、「Industrial Safety Consultants」となり、まさに産業界における安全の専門家といえる。


(出典:日本の資格・検定

説明会

新技術開発センター主催のセミナーの案内があり、2022年6月19日にの午前の部「労働安全コンサルタント試験対策講座ガイダンス」に参加した。講師は中井知章氏だった。中井講師には、セミナー終了後に名刺交換をしたけど、エイトにはすでに保存されていた。初対面ではなかった(汗)。試験は次のような三種類で構成される。

試験1) 安全一般(15問:選択式)
試験2) 関係法令(30問:選択式)
試験3) 専門科目(機械、電気、化学、土木、建設)

自分の場合には、技術士(電気部門)に合格しているので、難関の試験3は免除される。そして、技術士(経営工学の生産管理)にも合格しているので試験1も免除される。このため、前回、平成30年に受験したときには試験2のみを受験した。講師曰く、試験1も難解だけど、試験2はもっとひねくれている。合格は合計得点で6割以上、各試験で最低4割以上だ。前回の試験1は15問中8問の正解だったけど合格基準の6割には満たないので不合格だった。中井講師は目標値を消えるべきという。試験1は7問正解を目指す(最低でも6問)。試験2は7割の21問を目指す。合計で28問だと正解率が62%なので合格となる。仮に27問でもギリギリの60%で合格だ。

講習会

受験の申し込みは、2022年7月4日から受付開始だ。それに先立って、7月1日(金)と7月2日(土)に集中講習会が開催される。受講料は税込で44,000円だ。会場は東京都港区芝5-26-20の建築会館ホールだ。手持ちのテキストも古いので思い切って4種類全部注文(14,750円)した。この日本労働安全衛生コンサルタント会のホームページには、過去の問題と正解なども掲載されている。早速トライしたけど、やはりなかなかムズイ。これはしっかりと学習プランを立てて望まないと簡単ではない。
(出典:日本労働安全衛生コンサルタント会

筆記試験

試験は2022年10月18日(火)だ。産業安全一般が10時から12時、そして、産業安全関係法令が13時から14時だ。記述式は免除なので助かる。お昼を挟んだ3時間に向けて今からできることは頑張ろう。東京都内の場合の会場は渋谷nベルサール渋谷ファーストだ。試験結果の合格は、令和4年12月19日(月)発表予定だ。

(出典:安全衛生技術試験協会

口述試験

筆記試験の合格率が2割から3割で、口述試験での合格率が8割程度だという。技術士試験の高等試験よりも合格率は低い。口述試験は東京と大阪で開催される。東京の老婆には、東京国際フォーラムにて、令和5年1月31日(火)~2月2日(木)のあらかじめ指定する日時で開催される。時間は15分ほどだ。そして、最終的な試験結果の合格発表は令和5年3月下旬発表予定となっている。1年掛りだ。

合格のインセンティブ

目標を決めたらそれに向かう目標型の人間にとっては、何らかのインセンティブが必要だ。家族で相談して、自分のやりたいことは技術士事務所の業容拡大と、ゴルフの上達と、知見を広げることなので、労働安全コンサルタントの試験に合格したら、ゴルフの会員券の購入と、海外放浪の旅を許して欲しいとお願いした。ゴルフの会員券はピンキリだけど、数十万円から200-300万円と説明した。今月、来月といくつかラウンドするので見極めたい。海外放浪の旅はロシア・ウクライナを中心とした世界の情勢にもよるのでまだまだ条件付きのOKだ。

まとめ

労働安全コンサルタントにトライしたのは2018年(平成30年)だ。この時は、実は技術士の4部門目の情報工学にもトライしていた。結果は両方とも不合格だった(涙)。それも同じ日に不合格の発表をダブルで受けるという悲劇。机上でダメというのは予想できていたけど、ショックだった。あれから4年も経過した。傷も癒やされた。その間、経営大学院に通ってMBAを取得した。東京大学大学院(科目履修生)としても頑張った。2022年度の後半は、科目履修生は申請せず、この労働安全コンサルタントのみに勝負を掛けてみたいと思う。上手くいけば、2023年度以降の活動を加速することができる。もし、ダメなら再度トライだ。絶対に合格してやるぞ。

以上

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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