エネルギー問題(その1):エネルギー確保は可能。課題は環境への影響の見える化と抑制だろう。
今回は、技術士の受験生の読者を想定しながら、二次試験で出題される社会的課題のうちエネルギー問題について考えた。エネルギー問題は重要な問題だが、その原因や対応策が多岐にわたっている。有限な化石燃料をいかに効率的に活用するか、排出されたCO2をいかに回収して再利用したり貯蔵するか、技術者の知恵を試されていると思った。
今回は、技術士の受験生の読者を想定しながら、二次試験で出題される社会的課題のうちエネルギー問題について考えた。エネルギー問題は重要な問題だが、その原因や対応策が多岐にわたっている。有限な化石燃料をいかに効率的に活用するか、排出されたCO2をいかに回収して再利用したり貯蔵するか、技術者の知恵を試されていると思った。
i-Constructionは建設現場の生産性を高めて、もって魅力ある建設現場を目指す取組だけど、従事者にとっての魅力が欠けている。道路整備やダムの建設、橋梁の建設など土木工事は市民の生活に不可欠だ。従事者の仕事が減ることではなく、従業員の待遇も改善するというコンセプトを明確に打ち出すことが成功の鍵だと思う。
マイクロプラスチック問題に対してスタバでは紙ストローを採用した。普段使っているビニール袋やペットボトルなどが川を下り、海の中を巡回して1mm以下の小さな小さな粒になる。餌と間違えて魚や鳥が食べて最後には人間が食べる。18歳の少年がアイデアを出したが、人間の英知を集めて、地球の大掃除をするべき時が来たのだろう。
子供の世界は大人の世界の縮図だ。いじめが社会問題として認知されたのは1980年台だが、事態は改善されたのだろうか。ルールを厳しくすると問題が表面化されず、問題が複雑化する。校長先生も担当の先生も生徒も明るくて信頼感がある学校は大丈夫。校長先生がうちは大丈夫と明言し、担当の先生は下を向き生徒は横を向くような学校は心配だ。
新型コロナによる累計死者数は4月23日時点で9,872人だ。しかし、2020年の死亡者数は138万人4544人で2019年より9,373人減少した。これは11年ぶりの快挙だが喜べない。なぜだろう。自殺者は2020年だけで2万1,081人だ。特に女性や子供の自殺が増加している。結局被害者は社会的な弱者なのかもしれない。
ヤマタノオロチを日本書紀では「八岐大蛇」と書き、古事記では「八俣遠呂智」と書く。古事記で「遠呂智」と書くのは氾濫する河川を治水工事をした話だ(河川説)。蛇籠と呼ぶ籠に石を詰めて河川の護岸を補強した。河川説によれば須佐之男命(すさのおのみこと)は、村人に竹を割って籠を作り、そこに石を詰めて、堤防にすることを教えたようだ。
CO2の排出による地球温暖化をいかに防ぐべきか。調べていて、天然ガスに興味を抱いた。天然ガスを運ぶには、液化天然ガス(LNG:Liquefied Natural GAs)に凝縮して、タンクに詰めて船で輸送する方法とパイプラインを建設して輸送する方法がある。ロシアとのパイプライン構想は実現するのだろうか。
日本社会の課題は少子高齢化という論調が多いが、長寿化は悪いことではない。乳幼児の死亡率が低下し、多くの子供を産む必要がなくなることも悪いことではない。問題は行き過ぎた少子化による人口減少だ。そのためには女性が産みたいと思えるときに産んで育てられる社会や環境を整備することだ。
LINEのセキュリティの問題が指摘されているが、LINEは韓国企業の日本子会社だった。LINEの躍進をライブドアの人材が支えたが、今後はソフトバンクとの経営統合で生き残れるか。LINEの韓国子会社がデータの運営と国際戦略を担う。この構造が変わらない限り未来はない。
子供の世界は大人の世界の縮図だ。週刊誌が狙いを定めて攻撃すると、テレビのワイドショーが追い討ちをかける。日本は法治国家のはずだけど、ゴシップを裁くのは、栽培所ではない。まるでいじめの構図のように見える。人間の本性は善か悪かをミルグラムの実験は明らかにしている。