ヤマトHD山内会長の講演その1:ものを運ぶことで想いを届ける。
12月13日にヤマトホールディングスの山内会長にMBAの学生がプレゼンをして、会長からの講演を拝聴した。今回は、まず宅配業界を概観したが、大事なことはブレない理念とニーズに合わせて常に改善するサービス。大事なことは理念を全社員で共有することだ。その理念に米倉教授は涙していた。
12月13日にヤマトホールディングスの山内会長にMBAの学生がプレゼンをして、会長からの講演を拝聴した。今回は、まず宅配業界を概観したが、大事なことはブレない理念とニーズに合わせて常に改善するサービス。大事なことは理念を全社員で共有することだ。その理念に米倉教授は涙していた。
OISTの谷教授の講義は興味深かったけど、難解だった。なぜかといえば、本人は実に楽しそうなのだけど、どこが面白いのかが理解しにくい。数式が多く、図の意味することが理解できない。単語が難解でかつ英語での説明なので、正直ピンとこない。しかし、RNNやベイズや自由エネルギー原理などは何度も聞いているので分かった気がする。
沖縄の科学技術大学院大学は質の高い論文数で世界の研究機関の9位に評価された。これは快挙だ。素晴らしい自然環境に囲まれた沖縄で思い存分の研究ができたらパラダイスだ。また、遊び心や突拍子もないアイデアも期待できるのではないか。そんな沖縄から谷教授を招聘しての第10回講義が12月10日に予定している。もう期待しかない。
自由エネルギー原理は興味深い。12月13日にワークショップがあるので是非参加したい。認識や認知は数式モデルに当てはめることもできているが、感情はもっとバイタルなものだ。体内で分泌されるホルモンとの関係などをモデル化できるものだろうか。
北海道大学の吉田准教授の講義の中心は「自由エネルギー原理(FEP)」だ。難解だけどその提唱者は1959年生まれの62歳だった。能動的推論という概念も興味深い。受動的に知覚しているのではなく、感情や意思に基づいて認知しているという考え方だ。「見えていても見えない」「聞こえていても聞こえない」という事例は日常に溢れている。
敬愛する米倉誠一郎教授の公開授業に参加した。招致した経営者はロッテホールディング代表取締役社長の玉塚元一氏だ。学生からの無謀な事業提案を受け止めながら自らの経営者人生を披露してもらった。現場の声を梃子に何事にも全力を尽くす姿勢が素晴らしいと思った。
12月3日に予定している脳型情報処理機械論の第9回講義が今から楽しみだ。講師は北海道大学准教授の吉田正俊博士だ。難解な用語も何度も聞いているとなんとなく理解したような気になってくるが、まだまだ理解が浅い。事前に予習すればするほど、どんな講義になるのか今から楽しみだ。
長井志恵特任教授の授業は完成度が高い。ネットで色々と裏をとっているとVIMEOでも動画を視聴できた。非常に丁寧に説明いただけるので外人学生も理解が深まったのではないだろうか。ただ、英語の理解力に難のある学生(=自分)のために日本語での理解を深めたものだけど、利他の心から、他の誰かにも参考になる部分があれば幸いだ。
脳型情報処理機械論の第8回講義の受講に向けて講師のプロファイルや研究テーマなどを調べてみた。人間の認知は、五感で感じる情報と、予測した情報の乖離を最小化するように人が行動するという予測学習のメカニズムに基づいて発達するという仮説を提唱して、成果を挙げている。素晴らしい。
米倉誠一郎教授の授業は、なぜ面白いのか。それは、まず米倉教授の熱い想いがビンビン伝わるからだろう。また、先生から生徒への片方向ではなく、両方向の授業だ。質問はないかと聞かれたら、あってもなくてもまず挙手をする。当てられたらその場ですぐに考えて質問する。そんな躾を徹底的に叩き込まれた。なので、今もすぐに手を上げてしまう。