脳型情報処理機械論#12-3:石津准教授による神経美学を受講。興味深い内容だった。

美を科学する学問があるとは知らなかった。しかし、人は美に惹かれる。なぜだろう。そのメカニズムを解明すれば、社会的な課題も解決できるかもしれないし、個々の幸せにも通じるのであれば素晴らしいと思う。また、脳の反応などを調べることで美に対する深い理解も得られるかもしれない。人工的な絵画が感動を生むような時代になるか。

脳型情報処理機械論#12-2:参考図書のざっと読み。芸術と科学のシナジーは面白い。

第12回の脳型情報処理機械論の講義の最初に参考文献の紹介があった。せっかくなので、参考になりそうな図書を6冊ほど読んでみた。いずれも面白く興味深い内容が多かった。黄金比の画像を見せると島皮質が活動を高めることは複数の図書で指摘があった。体性感覚ホムンクルスやエーテルソンのチェックボードなども面白いと思った。

聴覚問題:人工内耳はどこまで進化するのだろう。

年齢を重ねるとだんだん視力や聴力が落ちてくるのは受け止めるしかないのだろうか。聴覚に関して言えば、補聴器がかなり小型軽量化し、性能も良くなっている。そのうち、スマート補聴器として、言語の変換などもしてくれるようになるのだろうか。脳と人工知能との接点は意外とこのような音を媒介にするアナログな方法も良いかもしれない。

5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人、大事なことは勤務時間を短縮して、やる気を高めること。

ドイツ人は金曜日の午後は一般には働かない。週休2.5日だ。日本人は長く働いて成果を出すことが得意だけど、短い時間で高い集中率で仕事をこなすのは得意ではない。自分だけの世界で一気に仕事を仕上げる欧米とは異なる。しかし、日本でも働き方改革は待ったなしだ。ジョブ型雇用も普及する。まずは実力を高めることが必要かもしれない。

脳型情報処理機械論#12-1:神経美学。美の認知神経科学の予習

第12回の脳型情報処理機械論は、関西大学の石津准教授だ。トピックが神経美学だ。美学を如何にして数学的に分析するのだろう。もう期待しかない。美学的体験の脳機能や芸術的創造性に関係する脳の仕組みを研究する認知神経科学だ。オーラの話は多分出ないだろう。

脳型情報処理機械論#11-3:クオリアの深掘りにトライ。

講義を受けるまで全く聞いたことのなかったキーワードが、IITとクオリアだ。大泉准教授の講義に先立って予習した時もこの2つがキーワードと予想して、その通りだった。講義も聞いた。復習もした。でも、まだよく分からないというか腹落ちした感じがない。これはどういうことなのだろうか。

心と気持ちと感情:心身の健康を保つ秘密はソマチットとの健全な共生にあるのかもしれない。

気持ちや感情や心、魂とは?などを考えていて、ソマチットを思い出した。生物の肉体に共生し、感情を理解する謎の生命体のようだ。穏やかな気持ちだと細胞も健康だけど、逆だと大変。現代人はストレスから心身の健康を害する人も多いけど、体内のソマチットとやさしい気持ちでともに生を楽しむぐらいの余裕があった方が良いのかもしれない。

自動運転を活用して少子高齢化社会に優しい交通手段が実現するのだろうか。

自動運転の技術革新は待ったなしだ。同時に自動運転車を受け入れて、活用できるような社会インフラの整備が重要だ。その意味では都市計画とのセットで考える必要があると思う。2050年にどのようなモビリティを実現する社会になっているのかを考えることは夢がある。信号機も街路灯ももっとスマートになれるだろう。