MBAの名授業シリーズ:建築業界で活躍する女性社長・籠田淳子ゼムケン代表取締役の講演

今回は小川孔輔教授による授業でゲスト講師は建設会社ゼムケンサービスの女性社長・籠田淳子さんだ。籠田さんはMBAの卒業生であり、土建屋の社長令嬢として育つが生まれ持った姉御気質から土建屋をサービス業に革新させた。建設業を目指す女性のための女学校も設立した。SNSを活用した仕事の仕方や理念、OODAの実践が素晴らしい。

コロナ禍の意識調査(速報):怖いが8割だけど身近には死者や重篤者がいない。ワクチンの効果とリスクは肯定派と否定派が拮抗。

8割程度は新型コロナは怖いし、PCR検査やワクチン接種は受けたいと思う反面、身近に新型コロナで亡くなった人や重篤になった人がいないが9割以上。ワクチンに対する効果やリスクを比較的冷静に判断している人が多いし、ワクチンをしてもマスクは必要と感じている人が過半数もいる。ワクチン接種は72.3%が予定も未定だった。

安全研修講師の振り返りと反省点と改善のための検討課題。ブレイクアウトルームは良い点と改善すべき点が混沌。

研修は概ね好評だった。特に、タイタニック号の沈没の事例を追加したのが良かった。課題は3つ。ブレイクアウトルームでのディスカッションの活性化と、ハウリング防止など音声品質改善、そして参加者へのケアだ。特に、初対面の人たちとの意見交換に躊躇する人の背中を押してあげるような工夫と配慮が必要と感じた。音声品質の改善も重要だ。

MBAの名授業シリーズ:チャーミングな大久保あかね教授の地域ビジネス貢献論、熱海の奇跡

大久保あかね教授の講義を聴いていると面白い。思わず頷いていると、先生と目が合う。どんどん引き込まれていってしまった。熱海の復興の立役者との熱海での授業も興味深かった。熱海の魅力は何か。ターゲットは誰か。どのような戦略でマーケティングするか。そんなMBAで学ぶようなことを真剣に議論した。やはりターゲットは若い女性だった。

鎖国が完成した1641年に珈琲は日本(江戸)に上陸。適度な珈琲摂取は脳卒中や肝ガンの発生を抑制。

緊急事態宣言を受けてテレワークしながら自宅でコーヒーを楽しむ人が増えている。日本にコーヒーが伝来したのは1641年と欧米より早い。珈琲は蘭学者の宇田川榕庵の命名だ。日本人の平均コーヒーの摂取頻度はほぼ1日1杯だけど、ルクセンブルグ🇱🇺は1日約8杯。適度な珈琲は脳卒中や肝ガンの発生を抑制する。やはり適度がいちばん。

液体ガラスで木材もコンクリートも長寿命化。ガラスの不思議と黒曜石の神秘。

ガラスを常温で液体にする技術が注目されている。木材やコンクリート、金属などの素材と組み合わせることで、耐火性や耐水性、長寿命化などが期待できる。ガラスは火山の噴火後急速に冷やされると生成される。縄文時代からガラスの一種である黒曜石は国内外で活用され、流通網も整備されていた可能性がある。面白い。

MBAでの名授業シリーズ:アイリスオーヤマ会長への提言「次の一手」

経営大学院での名授業を振り返る。今回はアイリスオーヤマの大山健太郎会長に対して、次の一手を提案した。数多くの平凡なアイデアも真摯に検討頂けた。自分は長寿命化素材を提案して健闘したつもり。会長からは中国工場でロボットを活用し、給与を上げながら人件費を下げるというマル秘戦略を披露頂いた。米倉教授も初耳だったようだ(笑)。

懐かしいカメラを振り返る。レッツテイクアピクチャ♪この一瞬を大切に。

スマホの利用が浸透し、SNSの利用が増加し、世界の写真撮影枚数は1.2兆枚(2017年)という。これからは写真に加えて動画の撮影も増加する。将来はぜひ楽しい思い出に囲まれた社会になってほしいと思う。それにしても町の写真館の撮影者のスキルに感心した。被写体に難ありだけど、写真が出来上がった。

貧しい子育て世帯にベーシックインカム。米国加州で夏にも開始。

米加州オークランドで低所得者向けにベーシックインカムのプログラムが7月にも開始。貧困層で18歳未満の子どもが一人以上いる世帯が対象。支給額は毎月500ドルほど。原資は、慈善団体などからの寄付金675万ドルだ。日本も学生母を許容し、子どもを産めばハッピーになる社会にできないものか。

技術士(経営工学部門)を目指す人のための原理・原則や法則類のエッセンス

自分の専門分野で合格した技術士は経営工学部門にもチャレンジして欲しいと思う。経営者が何に悩むのか、課題をどのように解決したいのかを理解することは技術コンサルを目指す技術士には重要なスキルだと思う。また、自分の得意分野をもう一つ増やしたいと考えている方にも有効だ。原理・原則や法則をまとめてみたので、参考になれば幸甚だ。