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技術ノート

技術士試験にチャレンジする受験生は試験官の心に響く解答を目指したい。

技術士の二次筆記試験は過酷だ。600字の解答用紙9枚にひたすら書くことを求められる。しかも、合格率はおよそ10%程度だ。A評価を受けるにはコツがある。まず息切れしないように配分を考える。見せ場を作る。自分の得意な土俵に引き込む。抽象化と具体化、ロジックとイメージを組み合わせて試験官の心に響く解答を作り上げたい。

技術士の経営工学部門は、企業の経営を工学的に研究する意味からも有効だし、ぜひチャレンジしてほしい部門だと思う。

経営工学は、生産・物流マネジメントとサービスマネジメントに整理された。以前は、生産とサービス、ロジスティクス(物流)、数理・情報、そして金融工学の5つの科目があった。受験に際しては、結局全部の科目について技術ノートを作成した。専門外の分野も多く難解だったけど「人間万事塞翁が馬」だ。経営大学院に進む時には財産になった。