サマルカンド半日ガイドツアー|22歳のNurさんから学んだティムール帝国と建築の魅力

  • 2026年7月26日
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はじめに

今日は、朝からサマルカンドのガイド付き観光の予定。どんな観光になるのか今から楽しみ。

今日の周遊ルートは、とても効率よくサマルカンドの主要スポットを巡るコースになっています。ホテルから徒歩で移動しながら、ティムール朝を代表する建築群を順番に見学する計画です。

今日の周遊ルート

地図

ガイドとは朝8時に集合し、12:30まで次のような代表的なスポットを回った。これを図に当てはめるとこんな感じ。結構頑張った。ガイドさんありがとう。

スケジュール

今日の経過時間を振り返るとこんなスケジュールだった。ランチ前にはほぼ脱水症状気味。ゆっくりと休憩した。

時刻 内容
7:33 ホテル出発
7:50 ガイドと集合
8:00~8:30 ルホボド霊廟(Ruhobod Mausoleum)
途中 「見守るタイガー」の像
9:20~9:50 レギスタン広場
10:00~10:10 ティラカリ・マドラサ
10:30~11:10 ビビハニム・モスク
11:10~11:40 ハズラティ・ヒズル・モスク
12:00~12:50 シャーヒ・ズィンダ廟群
12:30頃 ガイドと解散(予定)
13:00~14:30 ランチ
14:50 ホテル帰着予定

ガイドのNurさん

22歳のウズベキスタン人。大学を卒業して、ガイドの資格も取得して、頑張っている22歳。息子のようだと思ったら、おじいさんは69歳という。孫か。ウズベキスタンでは、大体何歳で結婚するのか?と聞くと20歳だという。まるで沖縄ではないか。Nurさんは太陽の光の意味という、洋は大きな海のことと説明すると、光と海。素敵な組合せと感心していた。

Nurさんとの会話から学んだこと

まるで縄文土器

高さ1mはあろう土器が目に入る。まるで縄文土器ではないか。ガイドさんに用途を聞いてみた。すると、1000年以上にわたって、ウズベキスタン人をこのような巨大な土器に小麦を格納していた。このような土器に格納して蓋をしておけば、虫や動物からの被害を受けずに保存することができる。冬の世帯分をこれに保存しておいて、長い冬を過ごすのかと聞くとまさにそうだとの回答。小麦は代表的な食料だけど、これ以外にもウズベキスタンではピーナッツや種類などが豊富だ。これを聞いていないけど、小さめのポットに入れて保存食にしていたのだろう。なんだかロマンを感じる。

まるで三内丸山遺跡の柱のあと

これはビヒハニム・ムスクで見つけた柱の土台のあと。古い遺跡の跡だという。ポールが立っていたようだけど、今残っているのはこのような土台だけだという。この土台と土台の距離を歩測すると約3.5mだった。縦も横も3.5m。この3.5mは、縄文時代の遺跡の柱と柱の間隔だ。奇妙な類似性に興奮していたのは、自分だけだった。

ウズベキスタン人の宗教観

日本は正月は神社にお参りして、お盆にはお寺に行く、クリスマスにはケーキを食べながらメリークリスマス。外人から見れば、日本の宗教観はおかしいと感じるのではないかとガイドのNurさんに聞いてみた。Nurさんからは、実はウズベキスタン人も同様に、イスラムで祝う一方で、キリスト教のクリスマスを祝う。同じようなゆるさだったのは驚きでした。

木造の骨格

最初に訪問したモスクでは、建築途中のモスクが目についた。よく見ると黒っぽいものがところどころ見える。Nurさんに聞いてみると、あれは木製の柱だという。モスクの設計図でもあれば、分かりやすいのだけど、モスクを建設するときにはまず木製の柱の骨格を構成するようだ。特に、アーチを挟む両脇の建物だ。木製の柱と煉瓦の組み合わせは地震にも強いという。現在のテッキンコンクリートのような組み合わせなのだろう。そしてアーチはレンガを並べて綺麗なアーチを造るのではなく、逆V字型のアークになっている。また、木材を使うことで建物の湿気を逃す効果もあるという。今回見たモスクは皆同じ構造だった。

風の設計

サマルカンドの建物に入ると風を感じる。建物の2階部分には東西南北に空気を通すための穴があり、これが自然な換気を図っている。また、高いビルにあたってビル風が生じるが、それも計算に入れている。計算しているのは風だけではない。窓から入る光は季節によって異なり、光からも季節を感じることができる。

不死鳥の伝説

レギスタン広場に向かう途中にこのような大きな絵画に目についた。Nurさんに聞くとこれは1970年代のソビエト時代に描かれた。テーマは第二次世界大戦の時代。女性たちは、父や夫、息子を失い、悲しい顔をしている。鳥は、フェニックスで太陽に向かって飛んでいる。鳥の読み方には2つあり、一つはペルシャ語のシームルグ(Simurgh)です。もう一つは、テュルク語系でフモ(Humo)です。この少年も父親の帰りを待っている。悲しまないで、「明るい未来は必ずやってくる。」。元気を出して、未来に向かうという願いを込めたものだという。

街が綺麗

日本の街並みも綺麗だけど、ウズベキスタンの街並み綺麗だ。毎朝、女性が街を綺麗にしている。Nurさんにあればボランティアかと質問すると、政府の政策として街を綺麗にしようという政策があり、この政策に基づいて、清掃活動に参加すると一定のインセンティブをもらえる。日本はどうかと聞かれたので、職業として清掃をしている人々もいるが、それ以前に街を綺麗に保つことに誇りと意地を持っていて、ほぼ無償で清掃業務をしている。日本人と同様にウズベキスタンの人々も清潔にしたいという意識は非常に高い。

まとめ

今回は、サマルカンドの街並みや名勝をガイドつきで周回した。やはり、説明を聞くと正しい知識や背景を得られる。そして、それ以上に疑問に感じたことを聞くことができる。今回は、参加者が一人で完全にマンツーマンだったので、非常に満足度の高いツアーとなった。ありがとうNurさん。

以上

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