はじめに
東京大学大学院の科目履修生として2022年春期には、水曜日の夕方と金曜日の夕方に講座を受講している。今回はその水曜日にある「ユーザのためのAI入門」の7回目だ。全部で13回なので、ちょうど折り返し地点だ。特に、今日はゲスト講師ではなく、AIユーザとしてのブレストとして、最終の2回での発表会の方法等について説明があった。せっかくなので、これまでの6回の講座を概観してみたい。
これまでのレビュー
これまでの1回目から6回目までの講義の後は、それぞれ気になったキーワードををネットや文献で調べて、理解した範疇で投稿してきた。
(出典:第7回講義テキストより)
第1回:
第2回:
第3回:
第4回:その1、その2
第5回:
第6回:
AIユーザとしての実践
6月29日の第12回と、7月6日の第13回は、AIユーザとしての発表を行う。切り口は2種類ある。一つはAI製品のユーザとしての発表だ。もう一つはAI技術のユーザとしての発表だ。例えば、前者の方法の場合には、AI技術を用いたアプリなどを一つ選び、そのAI技術を概説し、AI技術に関する文献を調査し、昨日の達成度や体験、さらに今後の課題などを発表する。
候補となるAIアプリ
AI技術を活用した各種製品は世の中に溢れている。ここに挙げたようなものを選んでもいいし、別のものでも良い。まずは気になるものを調べて、使ってみることだ。
Face2D
これは実際の写真を取り込んで、アニメ調に変換するアプリだ。[写真]で一覧から選択、あるいは[カメラ]から撮影した写真を、[変換]で人物の性別を自動判定しアニメ調に変換する。写真はピンチ操作により拡大・縮小できる。これは便利だ。
(出典:SearchMan)
Sportip
最速で成果を出す運動指導サポートAIアプリがSportipだ。ダイエットや、姿勢改善、腰痛改善などをAI技術を用いて簡単に的確に指導してくれる。これは便利だ。
(出典:Sportif)
miwo
「みを」はAI技術を活用して、くずし字を認識するアプリだ。ただ、くずし字なので、まだまだその認識は過渡期のようだ。逆に言えば伸び代が大きいと言える。
(出典:人文学オープンデータ共同利用センター)
Replica
レプリカ(Replica)は携帯電話とソーシャルメディアを題材にしたインタラクティブ小説ゲームだ。なんだかミステリーだなあ。
(出典:REPLICA)
DeepL
これは秀逸な翻訳ソフトだ。Googleの翻訳ソフトも頑張っているけど、こちらの方がダントツに精度が高い。日本語と英語の変換がすぐにできるので、英文を翻訳したいときには、英語から日本語、日本語から英語、さらに英語から日本語と翻訳を繰り返すと、こなれた翻訳になる。しかも無料だ。これは凄すぎる。
(出典:YouTube)
Github
ソフトを1から開発するのは大変だ。誰かが何かの目的のために開発したアプリを評価して、問題がないことを検証し、これをオープンソフトとして利活用できれば便利だ。そんな発想でのプラットフォームがGithubだ。固い言葉で説明すると、GitHubとは、ソフトウェア開発プロジェクトのためのソースコード管理サービスとなる。ソースコードを更新したバージョンの管理や閲覧、バグ追跡機能、SNSの機能を備えており、開発者にとってなくてはならないサービスとなっている。
(出典:TechAcademy)
まとめ
今回はこれまでの6回の投稿をレビューするとともに、第12回と第13回の発表のためのAI技術を実践しているアプリ等をざっと概況した。どれを深掘りするのかをこれから考えたい。
以上
最後まで読んで頂きありがとうございました。
拝