GCL情報理工学特別講義IVの7回目:前半6回のレビューとAI利用

はじめに

東京大学大学院の科目履修生として2022年春期には、水曜日の夕方と金曜日の夕方に講座を受講している。今回はその水曜日にある「ユーザのためのAI入門」の7回目だ。全部で13回なので、ちょうど折り返し地点だ。特に、今日はゲスト講師ではなく、AIユーザとしてのブレストとして、最終の2回での発表会の方法等について説明があった。せっかくなので、これまでの6回の講座を概観してみたい。

これまでのレビュー

これまでの1回目から6回目までの講義の後は、それぞれ気になったキーワードををネットや文献で調べて、理解した範疇で投稿してきた。


(出典:第7回講義テキストより)

第1回:

GCL情報理工学特別講義IV(ユーザのためのAI入門)の初回受講

第2回:

GCL情報理工学特別講義IVの2回目:深層学習時代のAI(その1)

GCL情報理工学特別講義IVの2回目:深層学習時代のAI(その2)

GCL情報理工学特別講義IVの2回目:深層学習時代のAI(その3)

第3回:

GCL情報理工学特別講義IVの3回目:深層学習を用いてAI実践

第4回:その1、その2

GCL情報理工学特別講義IVの4回目(その1):AI+農業、要素技術と農業自動化の現状

GCL情報理工学特別講義IVの4回目(その2):AI+農業、AI技術による農業自動化の現状と課題

第5回:

GCL情報理工学特別講義IVの5回目:AIと医療。まさにイノベーションの渦中だと感じた。

第6回:

GCL情報理工学特別講義IVの6回目:AIとアニメ制作、強力な助っ人ツール。

AIユーザとしての実践

6月29日の第12回と、7月6日の第13回は、AIユーザとしての発表を行う。切り口は2種類ある。一つはAI製品のユーザとしての発表だ。もう一つはAI技術のユーザとしての発表だ。例えば、前者の方法の場合には、AI技術を用いたアプリなどを一つ選び、そのAI技術を概説し、AI技術に関する文献を調査し、昨日の達成度や体験、さらに今後の課題などを発表する。

候補となるAIアプリ

AI技術を活用した各種製品は世の中に溢れている。ここに挙げたようなものを選んでもいいし、別のものでも良い。まずは気になるものを調べて、使ってみることだ。

Face2D

これは実際の写真を取り込んで、アニメ調に変換するアプリだ。[写真]で一覧から選択、あるいは[カメラ]から撮影した写真を、[変換]で人物の性別を自動判定しアニメ調に変換する。写真はピンチ操作により拡大・縮小できる。これは便利だ。

(出典:SearchMan

Sportip

最速で成果を出す運動指導サポートAIアプリがSportipだ。ダイエットや、姿勢改善、腰痛改善などをAI技術を用いて簡単に的確に指導してくれる。これは便利だ。

(出典:Sportif

miwo

「みを」はAI技術を活用して、くずし字を認識するアプリだ。ただ、くずし字なので、まだまだその認識は過渡期のようだ。逆に言えば伸び代が大きいと言える。

(出典:人文学オープンデータ共同利用センター

Replica

レプリカ(Replica)は携帯電話とソーシャルメディアを題材にしたインタラクティブ小説ゲームだ。なんだかミステリーだなあ。

(出典:REPLICA

DeepL

これは秀逸な翻訳ソフトだ。Googleの翻訳ソフトも頑張っているけど、こちらの方がダントツに精度が高い。日本語と英語の変換がすぐにできるので、英文を翻訳したいときには、英語から日本語、日本語から英語、さらに英語から日本語と翻訳を繰り返すと、こなれた翻訳になる。しかも無料だ。これは凄すぎる。

(出典:YouTube

Github

ソフトを1から開発するのは大変だ。誰かが何かの目的のために開発したアプリを評価して、問題がないことを検証し、これをオープンソフトとして利活用できれば便利だ。そんな発想でのプラットフォームがGithubだ。固い言葉で説明すると、GitHubとは、ソフトウェア開発プロジェクトのためのソースコード管理サービスとなる。ソースコードを更新したバージョンの管理や閲覧、バグ追跡機能、SNSの機能を備えており、開発者にとってなくてはならないサービスとなっている。

(出典:TechAcademy)

まとめ

今回はこれまでの6回の投稿をレビューするとともに、第12回と第13回の発表のためのAI技術を実践しているアプリ等をざっと概況した。どれを深掘りするのかをこれから考えたい。

以上

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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