はじめに
2013年11月から2014年5月にかけてレッスンプロである土岐先生に週一ベースでゴルフを習った。その時のメモがその1からその20まであった。当時はレッスンは週一だったけど、セルフでの練習はフリーで夜行くと大体練習できたので、週4から週5ぐらい通って打ち込んだ。最近も熱心に練習しているけど、当時の教えを復習するとまた気づきもあるかもしれないと思い、メモを引っ張り出すことにした。
土岐先生の教え(その1:2013/11/16)
今も新鮮と言うか大事なことは⑧の首とグリップの距離を維持することだろうか。バックスウィングでは右肘を引くと首とグリップの距離(=半径)が小さくなり、スウイングリズムが早くなり、ミスの原因になる。トップからハーフウェイダウンでは少しお腹を引っ込め、軽く両肘を絞り、頭を寝かせず立てて少し右を向く感じだろうか。そして、ハーフウェイダウンで作った両腕とボディの位置関係はインパクトまで維持する。土岐先生の教えは、両腕の三角形を固めて、上半身を一塊にして、体重をボールに乗せるようなイメージを強調されているように理解した。
① クラブシャフトを寝かせない。クラブは常に立たせる意識。
② バックスウィングはボディターン。腕で上げない。
③ ハーフトップで左親指をしならせる。右親指で止めない。
④ ボディターン主導。両腕、クラブは受動的。
⑤ 首の後ろがスウイングの中心。ハーフトップで前傾維持する。
⑥ ハーフトップでは左肩が少し下がり、顔は左向き、左足でキック。
⑦ 大切なのはシャフトのしなりと捩り戻し。手でコネない。
⑧ 首とグリップの距離を維持する。
⑨ ハーフスウイングの練習で身体に覚えこませる。
土岐先生の教え(その2:2013/11/24)
ここでのポイントは⑦と⑧と⑩だ。まず、⑦は、ハーフウェイバックからトップにかけて両腕を維持する。絶対右ひじを引かない。イメージとしては両上腕でお盆を水平に維持する感じ。⑧のインパクトからフォローまで前傾を維持するがなかなか難しい。そして⑩だ。目で見て脳に伝わるの回路を使うのではなく、筋肉から中枢神経経由で直接脳に伝わる回路を使えるようにするのが練習の意味だと教わった。
① アドレスは跳び箱を飛ぶイメージで腕を伸ばす。
② アドレスからバックスウィングの数十cmは股関節で動かして、体重はこの時点で右足拇趾球に乗る。
③ アドレスでのグリップ。中指と腕が一直線。腕は真下に伸ばす。
④ グリップ前に手のひらを伸ばす感じ。
⑤ まず、左手のひらをグリップに押し付け、小指から順にグリップ。2ナックルが目安。
⑥ 次に、右手のひらの生命線を左手の親指に合うようにクラブに押しつけ、小指から順にグリップ。右人差し指は引き金を引くように。親指は20度ほど開いてV字を作る。
⑦ バックスウィングでは右を向いてはいけない。身体の動きを五感で感じる。
⑧ トップからハーフウェイダウンにかけて、下半身の動きに連動して、顔は右に向く。両腕は上から落ちる感じ。
⑨ インパクトからフォローにかけて右膝を前に出さない。
⑩ スウィングの形は目で覚えるのではなく、筋肉に覚えさせる。
土岐先生の教え(その3:2013/11/30)
ここでも多くのことを教わった。アドレスでは重心は低く、両足でしっかりと踏ん張る。よく注意されたのが③のバックスウィングだ。特に、バックスウィングでお腹を出すと前傾出来ない。お尻をちょっと突き出し、お腹は引っ込める。バックスウィングで右肘を引いたり、たたむ癖を克服するためのドリルは、逆に伸ばすことを意識することだ。トップからダウンでも右肘を引くのではなく、両肘を寄せるイメージだ。教わってもすぐに忘れてしまう。なぜだろう。
① 重いものを持ち上げるように地面を両足でしっかりホールドし、両足を踏ん張り、背骨を伸ばす。
② ドライバーのアドレス。フェイスの下の方のエッジをスクエアに合わす
③ グリップと喉仏の距離は不変。バックスウィングでは右腕を伸ばすぐらい。
④ グリップは金型のように形を固める。強く握らないが力感は出す。手のひらを伸ばす方向に筋力を使う。両腕で作る三角形を維持すると距離が伸びる。
⑤ 腹筋はゆるゆる。腹筋を固めるとバックスウィング捻転出来ない。
⑥ 両脇広げ肘は下を向く。両腕も金型に固める。
⑦ 動かさない所と動く所を意識する。視線は動かさない。背中の軸の中心線を感じる。
⑧ 右足の蹴り。トップからは右足を地面にける。
⑨クラブシャフトの捩れを感じる。
⑩ ヘソを右に向けてトップ。左に向けてフィニッシュする。打ち急がない。
⑪ フォローで顎を引くと、腕を伸ばせる。
⑫ トップでは、クラブのヘッドが最も高い場所に留めるイメージ。位置エネルギーを最大限に活用する!
まとめ
当時教わったことを復習した結論は、大事なことをいっぱい忘れていると言うこと。人間楽をしようと、楽なスウィングに流れがちだけど、楽なスウィングをするのではなく、基本に忠実な苦しいスウィングを楽しいと感じるように身体を鍛える必要があると言うことだ。
以上
最後まで読んで頂きありがとうございました。
拝