MBAの名授業:15%ルールや部下のアイデアを殺さないという独自のルールを実践する3Mの強み
米国の3Mはユニークな企業だ。与えられた時間の15%まで個人的に興味があることを研究できる。部下のアイデアが明らかに失敗すると証明できる場合以外は却下できない。3Mはイノベーションを「研究で獲得した貴重な知識や知見を活用してお金を儲けること」と定義する。合理的な考え方とともに日本的な面倒見の良さが魅力だと思った。
米国の3Mはユニークな企業だ。与えられた時間の15%まで個人的に興味があることを研究できる。部下のアイデアが明らかに失敗すると証明できる場合以外は却下できない。3Mはイノベーションを「研究で獲得した貴重な知識や知見を活用してお金を儲けること」と定義する。合理的な考え方とともに日本的な面倒見の良さが魅力だと思った。
世界的なマクドナルドの創業者はマクドナルド兄弟だけど、その仕組みの素晴らしさに着目しこれをフランチャイズ化したのは実業家のレイ・クロックだ。最初の店長を任されたフレッド・ターナーはQSC(Quality Service Cleanliness)を確立し、二代目のCEOとして店舗を世界118カ国に展開した。面白い。
技術士として活動されている先輩方は皆わかい。実年齢よりも10歳は若いと感じる。これは自らの専門分野を磨き、活用するために心身共に健康で元気なのだと思う。10歳区分でサンプル的に平均を取ると90歳(85歳から94歳)の方がダントツに多かった。いつまで元気で健康に活躍して頂きたいと思うし、自分もそうありたいと思う。
1760年代から1830年代にかけてイギリスで起こった産業革命からアメリカの発展までのイノベーションの変遷を振り返った。1776年7月4日に英国から独立した米国は、鉄道、石油、鉄鋼、自動車でイノベーションを起こし、米国および世界の近代化を牽引した。「君たちはチャンドラーの孫弟子だ」は米倉教授の名台詞の一つだ。
人はいつかは死ぬものだ。大事なのはそれまでにいかによく生きるかだ。人は死んでもその魂はどこかに残るのだろうか。時々そのような感覚を感じることもある。生命の神秘はまだまだ謎が多い。特に感情を理解する超生命体と呼ばれるソマチットの学術的な研究の進歩に期待したい。
古事記によると我が国はシラス統治であり、大陸ではウシハク統治だという。ウシハク統治とは、権力者が権力関係に基づいて民衆を統治する。一方、シラス統治とは、最高権威である神が存在し、民衆はその神の大御宝(おおみたから)であり、その統治を神が権力者に親任するという構図だという。素晴らしい統治のシステムだと思う。
日本人は貯金が好きだ。日本人の個人資産のうちの現預金の比率は52%、金額ベースで892兆円と日本のGDP(約500兆円)の1.8倍だ。また、脳科学者の中野信子さんによると、新しいことにチャレンジする「新奇探索性」ではフィンランド人は欧州よりも日本人に近い。エストニア訪問時にDNAが近いと感じたことを思い出した。
研修を受講するのと研修講師をするのではどちらが勉強になるのかというと、圧倒的に後者だ。あまり興味のないセミナーを受講するとつい睡眠時間に切り替わることが多い。逆に、講師は大変だけど勉強になることが多い。講師の時も受講生の立場から考えて、受講して良かったと少しでも感じてもらえるような研修にはしたいと思う。
新しい技術を導入し、新たな価値を創造することは善であるはずだけど、技術革新を極めた将来の社会は皆が幸せや生きがいを感じる社会なのか。それとも格差が拡大し、階層化し、さらにその階層が固定化する社会なのか。理想と現実の違いを理解して、非常に困難な課題だけどこれを是正する方法を考えることが必要な時期にあるのではないか。
主観の対比語は客観だ。理想と現実の関係にも近い。ゴルフ理論は十人十色だけど、自分的には丹田を意識することと脚力を活用すること、前傾を維持することをしばらくは徹底したいと思っている。