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2021年12月

脳型情報処理機械論10-2:予測符号化と能動推論を活用してロボットの心と技を高める。

OISTの谷教授の講義は興味深かったけど、難解だった。なぜかといえば、本人は実に楽しそうなのだけど、どこが面白いのかが理解しにくい。数式が多く、図の意味することが理解できない。単語が難解でかつ英語での説明なので、正直ピンとこない。しかし、RNNやベイズや自由エネルギー原理などは何度も聞いているので分かった気がする。

脳型情報処理機械論10-1:予測符号化と能動推論を活用してロボットの心と技を高める。

沖縄の科学技術大学院大学は質の高い論文数で世界の研究機関の9位に評価された。これは快挙だ。素晴らしい自然環境に囲まれた沖縄で思い存分の研究ができたらパラダイスだ。また、遊び心や突拍子もないアイデアも期待できるのではないか。そんな沖縄から谷教授を招聘しての第10回講義が12月10日に予定している。もう期待しかない。

脳型情報処理機械論9-2:自由エネルギー原理の提唱者フリストンはまだ62歳だ。

北海道大学の吉田准教授の講義の中心は「自由エネルギー原理(FEP)」だ。難解だけどその提唱者は1959年生まれの62歳だった。能動的推論という概念も興味深い。受動的に知覚しているのではなく、感情や意思に基づいて認知しているという考え方だ。「見えていても見えない」「聞こえていても聞こえない」という事例は日常に溢れている。

技術士二次試験(口頭試験)を受験する人は、自信と志を持って臨んで欲しい。

2021年度の技術士二次試験(口頭試験)が全国で行われている。受験生へのエールとして、「自信と志」と言う言葉を贈りたい。これまでに十分に準備と努力を積み重ねて自信に溢れ、さらに将来に対するビジョンを持つ受験生を不合格にするような試験官はいないと思う。胸を張って顔を上げて、目に力を持たせて是非頑張って欲しい。健闘を祈る。

その3:モビリティの多様化と将来の可能性(普及の障壁は技術より法律か)

電動キックボードなど新しいモビリティが元気だ。しかし、バックミラーやナンバープレートや免許、ヘルメットなどが必要だと不急は限定的になるだろう。一方、電動シニアカートは免許もヘルメットも消費税も不要だ。新しいモビリティが普及するかどうは技術よりも法律の適用ではないかと感じる。

その2:電動アシスト自転車の新しいチャレンジの動向(回生充電など機能の高度化は続く)

電動アシスト自転車といえばママチャリの時代から充電しながら走行する回生システムの採用や大出力モデル、電動バイクとの二刀流など進化が止まらない。同時に36%ほどはヒヤリハットや危険な経験をしている。安全で安心な移動ツールとしての更なる進化を期待したい。次回は電動キックボードなどのモビリティの広がりを探る。