はじめに
2021年度の技術士二次試験が7月にある。受験生の多くは技術者として多忙の中必死に受験勉強をしている。そして、受験するには、受験申込書を準備して、4月19日までに日本技術士会に郵送する必要がある。
Excel版申込書
従来は、PDFファイルに必要事項を記載する方式だった。今年度からはExcel版が用意され、必要事項を記載すれば必要なフォーマットに変換される。PDFにも変換できる。優れもののはずだが、どうも32bitのWindowsでしか動かないようだ。少なくとも、自分が愛用しているiMacでも、MacbookAirでも、iPadでもまともに動かない。マクロを有効にしても、こんなプロンプトが表示される。
Macでは動かない
日本技術士会のホームページに掲載されている資料を見るが、Windowsとか、MacOSとか、64bit/32bitの記載がない。あるのは「ここで説明するのはExcelバージョンはExcel2016です。他のExcelバージョンにつきましては参考としたください。」とのみ記載がある。つまり、Excel2016なら動いたよ。それ以外は保証しないよ。あなたのPCでうまく動作しない場合にはPDFファイルを使ってねという説明だ。そのPDFファイルも昨年度バージョンより劣化していて文字入力ができない。これはちょっとひどいと思う。
まとめ
日本技術士会もExcel版の作成に頑張ったのだと追うけど、せめて最新のバージョンのExcelでの動作確認をして欲しいと思う。そして、Excel2016では動作しただけではなく、他のバージョンについても試験をするなり、Macが非対応ならその旨説明して欲しいと思う。本日指導した受験生は何とかExcel2016が動作する環境を探して対応したが、貴重な時間を浪費することになった。受験生は、気持ちを切り替えて頑張って欲しいと思う。
以上