ひと休み

はじめに

本年3月に法政大学経営大学院(MBA)を卒業したことを機に、それまでのはてなブログから、WordPressに基づくWEBに変更した。連続100日の投稿を含めて、すでに191の投稿を行うことができた。10月からは東京大学大学院の科目履修生となることもすでに投稿した。社会的な課題を拾い上げることを宣言したが、その中でも太陽光や地熱、海洋など各種エネルギーに関する投稿は33件に至った。今後とも各種課題にスポットを当てて、何が問題なのか、どのような方向に進むべきなのかなどの整理にトライしたいと思う。今日は、少し、肩の力を抜いて、思うところを軽く触れておきたい。

岸田新総裁

自民党の新総裁は岸田文雄に決まった。100代首相となる見込みだ。4候補による選出では岸田と河野が1票差を争う激戦となったが、高市氏も188票と存在感を示した。決選投票では都道府県連票では河野氏が優勢だったが、国会議員票で岸田が大きくリードして決着した。問題は、新政権において3候補をどのように取り扱うかだ。特に、高市氏をどのようなポストで処遇するのかは安倍元首相も注視しているところだろう。

(出典(左):日刊スポーツ、出典(右):NHK

新型コロナ

新型コロナの第5波に対応して宣言されていた緊急事態宣言・蔓延防止措置は9月30日付けで解除となる。感染者(=厳密には陽性者)の減少タイミングが後1ヶ月早ければ政局もまた違った形になっていたかもしれない。報道では、なぜ感染者数が減少したのかと投げかけるケースを散見するが、感染症は流行したら沈静化するSIRモデルを知らないのだろうか。問題はその立ち上がりを抑えるべきか否か、ピークを抑えるべきか否かだと理解している。医療の逼迫を理由にしているが、これははっきり言って本末転倒だ。医療が大変なことは理解するが、感染症の特性は専門家はよく理解しているのだから、医療が逼迫しないように体制を撮るのが仕事であって、無闇に人流を抑制して、急性が慢性になるだけではないだろうか。今日も10代の死亡者が出たと報道があったのでびっくりしたが、「都は新たに8人の死亡を発表しました。このうち1人は10代の男性です。東京都によりますと、男性の死因はコロナではなく事故によるもので、8月10日に死亡が確認された後、陽性だったことが判明したということです。」とある(出典)。癌でも、自殺でも、事故でも陽性者ならコロナ死とするカウントを一体いつまで続けるつもりなのだろうか。

(出典:JHU)

経済活動活性化

今回の総裁選挙の論点の一つが経済活動の活性化だ。宏池会(岸田派)の創設者である池田勇人元首相がが1960年代にかつて掲げた所得倍増計画の令和版というが、岸田新総裁は公約として掲げた所得倍増計画は計画には現実味がないと感じる国民を多いだろう。新型コロナの第5波は沈静化しつつあるが、冬に向けて第5波が出てくることもあり得るだろう。感染力は高くても、有害性が低いのであれば、少なくともインフルエンザ並みに対応に舵を切り、経済への影響を最小化しつつ、景気対策を大胆に打てるのかどうか。下の図には野田聖子候補が入っていないが、その点はご容赦ください。彼女の弱者に優しい政策は是非活かされてほしいと思う。

(出典:日本経済新聞

国体の論争

国体は国民体育大会のことではなく、天皇を中心とした国の体制のことだ。日本以外の多くの国は権威と権力が同義だ。そのような国では、優れた指導者が最高権力者となれば国を良い方向に導くことができる。例えばシンガポールの初代首相であるリー・クアンユー(Lee Kuan Yew)だが、そのような成功例は少ない。どうしても権力者が全ての権限を持ち、国民が搾取されがちだ。しかし、日本は以前も投稿したようにシラスの国だ。日本では建国時から天皇がいて、国民は大御宝(おおみたから)であり、天皇から権力者に統治が信任される。このような国体の素晴らしさを日本の教科書では教えない。不思議なことだ。日本が素晴らしい国であることを教えてないで、何を教えるべきか。日本国と日本国の歴史に誇りをもち、祖先に謙虚に感謝し、未来に向かって進む。そんなことを道徳教育で教えるべきだと思う。

まとめ

今回は雑駁にブログとなった。岸田新総裁には、ぜひ誇りをもつ日本人が世界で活躍できるように海外にも発言し、行動してほしい。高市氏や河野氏、野田氏など総裁選を戦った候補者をどのようなポストで新内閣に組み込まれるのか否かがもっぱらの関心ごとだ。

以上

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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