MONTH

2021年10月

自然の光合成を超える人工光合成は可能だろうか。CO2を資源とする技術に期待したい。

自然の太陽光エネルギー変換効率は0.2から0.3%だ。窒化タンタルと呼ばれる光触媒を利用するなどで7.0%まで上昇した。目標は10%だ。日射量の1000分の1弱の光合成で生成する地球規模のエネルギーの総量は約100テラワットだ。人工光合成の変換効率が高まれば違う世界が見えてくるだろうか。

不協和音に基づくベン・フランクリン効果の活用と13の徳の積み重ねはどちらが難しいだろうか。

誰かのことを好きになると尽くしたくなるの逆がベンジャミン効果だ。つまり、誰かのために何かをすると、その人のことを好きでないと理屈が合わないので、脳が勝手に好きと無意識を操作する。そんな効果を発見したベンジャミンは13の徳を積み重ねる素晴らしい偉人だった。

ロボットの現状と未来を考える。やはり子供の笑顔は素敵だし、宝物だと思う。

工場での産業用ロボットでは日本は世界のトップを走り続けた。今後はサービスロボットや協業ロボットの成長が期待される。この分野でも日本企業は世界の中で存在感を示すことができるのかどうか。中長期的には自律型ロボットに向かうと思われるが、当面は遠隔操作ロボットや一定のルールの中で動作するロボットの市場が急成長する見込みだ。

脳型情報処理機械論:#2-4(運動制御系)歩行ロボット、幻肢痛、赤ちゃんロボットなど

脳型情報処理機械論の2回目の講座の投稿の4/4だ。歩行ロボットのメカニズムや、セロトニンの働き、幻肢痛とVRによる治療法、赤ちゃんロボットなどを紹介した。次回は、東京大学AIセンターの中嶋 浩平特任教授による「身体化された知性のためのフィジカル・リザーバー・コンピューティング」だ。どんな授業になるのか今から楽しみだ。

脳型情報処理機械論:#2-1(主に視覚系の仕組みについてのまとめ)

今回は脳型情報処理機械論の2回目の講義だ。國吉教授の頭の中はどれだけ理論と実践が詰まっているのか。1回の講義の内容の奥深さと幅広さが半端ない。何回かに分けて分割投稿したい。今回は特に視覚系の話を中心にまとめておきたい。静態視力と動態視力は異なるがそれは脳の仕組みに依存していることを初めて知った。面白い。

レアアースの埋蔵量は豊富だが、包含比率が希少で、問題は大量の廃棄物。これはエコではなく、エゴシステムかもしれない。

レアアースやレアメタルは、存在は希少ではなく、埋蔵量は潤沢だ。問題は包含比率が希少なので、製造過程で大量の廃棄物が生じる。規制の厳しい欧州や日本ではとても経済的には精製できない。現状は中国に頼っているが、それもリスキーだ。豪州等と連携した資源のダイバーシティ確保が重要だし、グローバルにエコなものにしていく必要がある。

散歩道:ゴルフ上達への道、精度10%をまず目指したい。

個人的な夢の一つはゴルフでエイジシューターになることだ。そのためには、72歳でパープレイ!そのために毎朝練習に励んでいる。練習の成果が出るのは2年後か。練習だけでは上達しない。今は月に1回の頻度だけど、やはり月に2-3回はプレイしたい。そのためには健康と自由となる時間と最低限の経済性だ。道は遠い。