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2021年9月

単身赴任族の起源は参勤交代か。テレワークにより単身赴任はなくなるか?!

単身赴任は自分も経験した。料理にトライしたり、独身気分を楽しんだりできた反面、やはり家族と離れて過ごすのは寂しい。テレワークを中心とする働き方改革が進めば、単身赴任や異動に伴う移動も減少するかもしれない。沖縄や海外はやはり赴任したいけど、地方都市ならテレワークで十分かもしれない。

ひと休み

今回は、ちょっとひと休み。特定のトピックではなく、最近気になることとして、岸田新総裁の決定、新型コロナの沈静化、経済活動活性化、国体(シラス統治)などについて思いつくままに記載してみた。

海洋エネルギーの潜在能力は十分。問題は如何にそれを活用できるか。課題が多いが可能性も大きい。

日本は海に囲まれた島国だ。暖流も寒流もある。波の高い海もある。温暖化で海面温度も上昇する。これら海洋エネルギーによる潜在的な発電能力は国内需要の5-6倍だ。問題は現実的に活用できる量だ。まずは国内需要の1割を超えたい。海水を活用するため課題も多いが、技術開発投資を果敢に進め、実証実験や実用化を着実に進めたい分野だ。

遠隔医療その4:医療の電子化や遠隔診療を加速するのは診療報酬かもしれない。

日本でも電子カルテの整備や医師証明書のIC化、遠隔医療の普及はまだ途上だ。これを加速するのは、法制度や補助金の整備と適切な診療報酬制度の運用かもしれない。病院の3分の2が赤字経営と言われている。医療機関の健全な経営と運営には何が必要なのだろう。これは深くて重い問題だ。

遠隔医療その3:遠隔医療アプリは成長事業。国民の健康度向上と国民医療費の低減が重要かつ必要だ。

国民医療費がGDPの約8%という。しかもその多くが高齢者の終末期医療費(一人平均112万円)は不健全だ。延命ではなく、健康寿命を伸ばすことが重要。そのためには遠隔診療アプリをもっと勧奨して、助成して、活用して、元気に健康に長生きして活躍する構図にシフトしたい。日本でも海外でもスタートアップ企業が頑張っている。

遠隔医療その2:患者の負担を増やさず医師の収入を減らさない診療報酬制度の改善が鍵。

遠隔医療の課題は多いが、技術的な課題は時間が解決する。難問は利害の調整だ。遠隔医療の患者負担を対面よりも減らし、医師の報酬を対面より増やすことができれば一気に普及するように感じた。仕事でも学校でも遠隔が成功したように、医療も遠隔診療を加速したい。鍵は診療報酬のさじ加減だ。

遠隔医療その1:その定義と市場動向。2018年度で188億円の市場。今後の拡大に期待。

コロナ禍に伴い遠隔医療への期待が高まる。市場は増大しているが、対面医療の0.1%にも満たない。今後、利用者の負担を抑え、コストも合理化し、機能や操作性の改善が図り、安全・安心に遠隔医療を利用可能とすることが求められる。遠隔医療の積極展開への青写真を描ければコロナ禍での大きな成果となり得るのではないか。

将来のAIロボットには感情を具備すべきか、3原則はどうするか、人類と共存できるのか。

この10月から脳型情報処理機械論の授業が始まる。担当する國吉教授はさらなるブレイクスルーを実現するには人類の脳に対する深い知識と理解が不可欠だと説く。個人的にはAIロボットに感情を持たせるべきか、心と気持ちと意識の関係はどうか、AIロボットは人類と共存できるのかという3つの疑問を少しでも解消したい。今から楽しみだ。