縄文人がシュメール人で十支族の末裔が日本に戻ったのか。言語は左脳と右脳の機能分化によるものか。

はじめに

これまで一年以上ブログで投稿していて、もやもや感のあるのがシュメール人と日本人の関係と、なぜホモサピエンスだけが言語を操って高度な文化を築くことができたのかという点だ。この2つはまだまだ結論は出ていないが、個人的な仮説の範囲だけど、文字として記録しておきたいと思う。

仮説1-1:縄文人が中東に逃げたのがシュメール人ではないか。

参考1:鬼界カルデラの大噴火が7300年前に起きる(出典)。
参考2:シュメールは紀元前5500年から4000年の間突如発生(出典)
参考3:紀元前5500年から4500年の線帯文土器文化(Linear Pottery culture:LBK)(出典
参考4:スリランカのシンハラ語と日本語の類似性(出典)
仮説:今から7300年前に発生した鬼界カルデラの大噴火を受けて、当時の縄文人は船で生き残りをかけて逃避したのではないか。あるグループは西に向かい中国の揚子江周辺に逃れたのではないか。そして、さらに西に向かいスリランカなどを経由して、メソポタミアン地方にシュメール人として移住したのではないか(参考)。
今後:シュメール人は実は縄文人ではないかという考え方は珍しいものではない。しかし、これが本当なのかどうかを言語の面、土器の面、DNAの面、文化の面から総合的に調べてみることはできないものか。

(出典:日本経済新聞

仮説1-2:シュメール人の末裔がイスラエルの十支族ではないか。

参考1:シュメール人はメソポタミアンの地で平和な世界を築き、シュメール人による支配は紀元前2004年にバビロニア人が支配するまでの2,000年弱の間続いた。ウバイド族と呼ばれる初期の人々は、農耕や牧畜、織物の作成、大工や陶器の製作、さらにはビールを楽しむなど、文明の発展に大きく貢献した(出典)。
参考2:アブラハムはメソポタミアの都市国家ウルで生まれ、母はシュメール人であった。メソポタミアでは遊牧民をヘブル人(ヒブル人)と言っていた。後にユダヤ人がヘブル人(ヘブライ人)と呼ばれるようになる(出典)。
参考3:ユダヤ人はイサクの子ヤコブを共通の祖先としてイスラエル12部族が派生した。アブラハムを父として崇めた(出典)。
仮説:メソポタミアンの地を新天地としてシュメール文明が花開いたが、紀元前2004年にはバビロニア人に征服される。シュメール人の末裔であるアブラハムはヘブライ人につながる。迫害を逃れた十支族はさまざまな国に移動するが、あるグループはかつての故郷である黄金の国ジバングを目指したのではないか。

(出典:歴ログ

仮説1-3:中国の方士として日本に向けて移動したのではないか

参考1:失われたイスラエル10部族は東の国を目指す(出典)。
参考2:前漢を建国した劉邦(247-195BC)の孫である劉安が任地の寿春に封じられ、多くの方士に恵まれた。方士とは、戦国時代末期から神仙を説いた道教成立以前からの道を説く集団で大きな影響力を時代の権力者に及ぼした(出典)
参考3:中国で方士として活躍した人たちは十支族の末裔であり、八福神に繋がっているのではないか。例えば、大黒天や毘沙門天はインドから中国を経て来日した。中国からは福禄寿、大きなお腹で袋を背負った布袋、白ひげの寿老人や弁財天が渡来した。これにイザナギ・イザナミの子とも言われる恵比寿が代表的な七福神であり、弁財天と同様に女神様である吉祥天を含めて八福神(出典)。
仮説:古代イスラエルでも権力闘争に嫌気した十支族は各地に散らばったが、ある集団はかつての故郷である黄金の国地ジバングを目指したのではないか。インド経由や中国経由で各地の権力者を支援しなが地盤を固めつつ、目的地である日本を目指したのではないか。特に中国では方士と呼ばれる集団がいたが、これが十支族の末裔ではないか。また、中国から日本に渡った七福神の神様は実はこの方士ではないのか。

(出典:オマツリジャパン

仮説2:右脳と左脳の機能文化が言語を生み出しのではないか。

参考1:現代の人間(ホモサピエンス)は右脳と左脳が機能を分化している(出典)。
参考2:高度な知能をもつイルカは機能文化ではなく、右脳と左脳が交互に眠る負荷分散の構造だ(出典)。
参考3:ニホンザルやチンパンジーでは右脳と左脳で機能の違いは見つかっていない(出典)。
参考4:ホモサピエンスよりも大きな脳を持つネアンデルタール人は、集団内の秩序を保つために、毛づくろいする、笑う、歌うといった方法がとられた(出典)。
参考5:ネアンデルタール人はある程度の言葉は話せただろう。目の前で起きている現在のことは話せても、過去のことや現実には起きていない仮定のことなど、抽象的なことは話せなかっただろう(出典)。
仮説:ホモサピエンスとネアンデルタールの最大の違いは右脳と左脳の役割分担だったのではないか。つまり、ネアンデルタール人までは負荷分散で左脳と右脳に機能の分化がないが、ホモサピエンスは右脳はイメージ、左脳は論理や言語という機能分化があり、その結果右脳と左脳の間の意思疎通のために言語が必要となったのではないか。そして、右脳と左脳が会話することと同様に、人と人がイメージや論理を共有するために言語が発達し、コミュニケーション能力が格段に高まったのではないか。

(出典:Currier

まとめ

シュメール人は、スメル人、つまり皇尊(すめらみこと)から来ているという話はある。日ユ同祖論もある。失われた十支族が東に向かったという話もある。ただ、不思議なのは、なぜはるか東の日本に向かったのかという点だ。これに対する答えとして、実は、シュメール人はもともとは縄文人であり、日本から移り住んだ集団だったのではないか。鬼界カルデラの凄まじい被害から逃れるために西へ西へと移動して新天地に到着したけど、やはり故郷である日本のことは忘れられない。かといって、海流の関係から海路で日本に戻ることも難しい。このため陸路を少しずつ少しずつ、それぞれの地で地盤を固めながら東に向かったのではないか。この仮説が正しいのかどうかを証明するには、言語の側面、土器の側面、遺伝子の側面、民族の側面から総合的に調べる必要があるだろう。ライフワークとしては丁度いいかもしれない。また、なぜ人間だけが高度な言語を操り、空想するのかというのは右脳と左脳の機能分化によるものだということはわかっている。でも、それは本当にホモサピエンスのみだったのかどうかはよく分からない。もしかすると右脳と左脳の機能分化している動物がいるかもしれない。これもライフワークとして研究を続けたいと思う。ものか。

以上

最後まで読んでいただきありがとうございました。

P.S. アイキャッチ画像は中国の广西壮族自治区贵州省の瑶(ヤオ)族の女性だ。日本人にしか見えない(出典:東方愉快)。

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